2025年度 セブ語学研修⑦
7月12日(土)
国際協力団体go shareさんの案内でスモーキーマウンテン(ゴミと共に生きる町と言われているそうです)を車窓から見学、その後少し離れたところで、地元の方々との交流がありました。go shareさんのお話では、スモーキーマウンテンを訪問する日本の高校生はいても、地元の方と交流することは少ないので、地元の方々はみんな数日前から楽しみにしていた、とのことでした。昨年訪問した生徒達のことも覚えていてくださり、再訪問をとても喜んでくれていました。また、過酷な環境で過ごしている現実を見て様々な思いを感じ、涙する生徒もいました。しかし、地元の方々はそのような環境を感じさせないくらい、終始笑顔で優しく接してくれ、生演奏の歌とダンスで歓迎してもらいました。本校の生徒達は、インタビュー形式の自己紹介の後、本校の校歌を歌って感謝の気持ちを伝えました。その後、セブの伝統のお料理や遊びを教えていただきました。また、全員でダンスも踊り国境を越え盛り上がりました。最後に、生徒たちが日本から持ってきた衣服や文房具などの寄付品をお渡しました。
〈スモーキマウンテン 車窓から〉



〈現地の方との交流会〉









昼食後は、セブ市を観光しました。まずは、マゼランクロスとサント・ニーニョ教会を見学しました。ここは、「キリスト教国としてのフィリピンの始まりの地」であり、キリスト教を通じてのスペインとの関係について学びました。次にマクタン島のラプラプ公園に行き、フィリピンの民族意識について学びました。生徒たちは、歴史を複数の観点で見ることの大切さを学びました。
〈サント・ニーニョ教会とマゼランクロス〉



〈1日サポートをしてくださったgo share のSea Monkeysさん達〉
優しく、明るくセブの色々なことを教えてくれました。



〈Battle of Mactan Paintという絵、ラプラプ王の像〉


7月13日(日)
ついに日本に帰国する日が来ました。道中は順調で、無事に新潟に戻ることができました。
生徒たちは、普段は経験できない8日間を過ごしました。この研修で得たもの、考えたことは多かったと思います。この経験を、今後の学校生活や人生に生かしてほしいと思います。
最後になりましたが、生徒たちを送り出してくださった保護者の皆様、この研修を支えてくださったすべての方々に感謝の言葉を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。