第2学年マレーシア修学旅行B隊(5・6・9組)3日目
12月9日(火)朝、ホテルで目を覚ますと、外からかすかにアザーンが聞こえてきました。アザーンとはイスラム教の礼拝への呼びかけです。事前学習で知識として学んではいましたが、実際に耳にするその響きは、心が静かに整っていくようでした。
本日は、現地の学生ガイドとともに市内観光を行いました。ペトロナスツインタワーやセントラルマーケットを訪れたグループは買い物を楽しみ、国立モスクや美術館を訪れたグループは、文化や歴史に触れることができました。
電車を利用した生徒からは、日本との違いに驚いたこと、総合的な探究の時間に調べた料理を食べた生徒からは、想像していた味と違って驚いたことなど、さまざまな感想が聞かれました。まさに体験を通して学ぶ時間となったようです。大きなお土産袋を手に帰ってきた姿には、充実した一日を過ごした様子がよく表れていました。
1日案内してくれた学生ガイドとの別れの時間には、別れを惜しみ、涙を浮かべる生徒もいました。言葉や文化の違いを越えて交流できたことは、貴重な経験となったようです。
本日の出会いや驚き、発見は、今後のさらなる学びに結び付いていくことと思います。

