〇第63回北信越高等学校剣道大会
男子個人戦
相羽遼太、戸松凌駕 ベスト16
男子団体戦 予選リーグ敗退
女子個人戦
瀬賀絆 優勝
女子団体戦 ベスト16
県大会が終わり、男子は北信越大会が現チームでの最後の大会。女子はインターハイに向けての前哨戦。男女ともに想いをかけて戦った。北信越大会の初日の個人戦において、瀬賀が優勝。チームに良い風を吹かせた。初戦から「これは勝つな」という試合展開を続け、最後まで「攻めの剣道」を貫いた。相手よりも先に仕掛け先を取り、下がれば打つ、打ってくれば出端を打つ・応じる。まさに本校で教えてきた「勝負にいく剣道」を体現した。女子の北信越チャンピオンは本校初である。女子団体戦では、3年生が踏ん張り、何とか予選リーグを突破したものの、決勝トーナメント一回戦で敗退した。
男子団体戦、これが最後の戦いとなったが、予選リーグ敗退。結果、本校のリーグから上がった2校が、今大会の1位、2位の成績を出した。
〇第96回玉竜旗高等学校剣道大会
男子団体戦 一回戦敗退
女子団体戦 ベスト32
女子団体戦において2日目に残り、今大会2位になった島原高校(長崎)との対戦になった。何とか食らいつき、副将まで引っ張り出したが、惜敗。インターハイに向けてよい流れを作れた。
〇第72回全国高等学校剣道大会(インターハイ)
男子個人戦 相羽遼太 一回戦敗退
女子団体戦 予選リーグ敗退
昨年度、今年度の二冠に輝いた日本一の中村学園女子高校(福岡)と久御山高校(京都)との予選リーグ。最高の相手と試合ができることに喜びを感じる反面、全国の舞台で戦うという緊張感は計り知れない。本校のチームの中に中学時、全国大会出場経験者はおろか、県のトップにいた成績を持って入学してきた生徒はいない。そのようなチームが、県の代表として戦うからには、乗り越えなければならない壁がいくつもある。その壁にも種類があり、「見えている壁」と「見えない壁」が存在する。見えていない、自分が知らない部分をどう予測しながら戦い、瞬時に対応するかが求められる。本校としては、覚悟をもって試合に臨んだが、怖くなって受けてしまった展開が多かった。それが敗因だと考える。「もっとできたな」という感想と、「力の差があったな」という感想が入り混じった。足りないところを補い、大舞台を踏んだ経験を活かし、日本一に向けて努力していきたい。
〇北信越国民スポーツ大会
少年男子 先鋒 相羽遼太 5位
少年女子 副将 瀬賀絆・補員 信田萌果 1位(滋賀国民スポーツ大会本戦出場)
本校から国スポ選手を輩出するのは、女子では2回目。北信越ブロックを勝ち抜き、本戦に出場するのは初。本大会での活躍を期待している。





